ふるさと納税はオワコン?マニアが晒す「生存戦略」体験談ブログ&規制後にガチでよかったもの

ふるさと納税
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正直に言います。

これまで私たちが血眼になって追いかけてきた「ポイント10倍!」「Amazonギフト券〇〇%還元!」というお祭りは、2025年10月1日をもって完全に終了しました。

今、惰性でポータルサイトを開いて「あれ、キャンペーン減った?」と首をかしげているあなた。

その感覚は正しい。というか、気づくのが少し遅いくらいです。

総務省の規制強化という鉄槌によって、ポータルサイトが独自に出すポイントやギフト券は息の根を止められました。

かつてのような「寄付して、税金安くなって、さらに数万円儲かる」という錬金術は、もう通用しません。

じゃあ、ふるさと納税はもうやる意味がないのか?

答えはNOです。

「税金の前払いによる控除」という最強の節税機能は、無傷で生き残っているからです。

変わったのは、「思考停止で楽天を使えば勝てる時代」が終わり、「決済手段(クレカ)」と「現物の満足度」を見極めるハイエナだけが得をする時代になった、ということ。

年間50万円寄付し続けてきたマニアとして、この焼け野原となった2025年11月の「最適解」を、忖度なしで叩きつけます。


楽天ユーザーの皆さん、残酷な現実をお伝えします

まず、一番言いにくいことから片付けましょう。

もしあなたが「お買い物マラソンがあるから」という理由だけで楽天ふるさと納税を使っているなら、今すぐその船から降りてください。

楽天の公式発表を見ましたか?

これまで私たちの最大の武器だった「買いまわりカウント(+1倍)」も、SPU(スーパーポイントアップ)も、ふるさと納税に関してはすべて対象外になりました。

「0と5のつく日」にエントリーして待ち構えていたあの時間は、今となってはただの思い出です。

ポータルとしての楽天の魅力は、もはや「住所入力が面倒じゃない」という一点のみ。

悪いことは言いません。楽天愛が異常に強い人以外は、脱出ボートに乗ってください。


これからの主戦場は「サイト」じゃない、「カード」だ

ここからが本題。

ポータルサイトがポイントを出せなくなった今、唯一規制の網をかいくぐって生き残っている「聖域」があります。

それが、クレジットカード会社主催のキャンペーンです。

「サイトが客を釣るためのポイント」は禁止されましたが、「カード会社が決済を使ってもらうためのポイント」は別腹扱い(という解釈ができる)。

この抜け道をどう突くかが、2025年後半戦の勝負の分かれ目になります。

1. 三井住友カード持ちなら「ふるさとチョイス」一択

三井住友カード(Olive含む)を持っているなら、迷う必要はありません。

ふるさとチョイス」で、三井住友カードを切る。 これが現状のトップティアです。

現在、三井住友カード側で「Vふるさと納税」といったキャンペーンが走っており、条件がハマれば最大7%還元も見込めます。

サイト側(チョイス)からのポイントがゼロでも、決済側でこれだけ取れれば御の字でしょう。

ただし、罠があります。

三井住友系のキャンペーンは、事前の「エントリー」を忘れた瞬間、還元率がただの0.5%に変わります。

アプリの奥深くに隠されたエントリーボタンを探し出し、確実に押す。

このひと手間を惜しむ人間は大損します。気をつけて。

2. ソフトバンク・PayPay経済圏なら「さとふる」で妥協せよ

さとふる」も独自の「マイポイント」キャンペーンを9月で終了させました。

ですが、PayPayアプリ側で行われる「PayPayカード決済で〇〇%戻ってくる」系のキャンペーンはまだ息をしています。

さとふるの良いところは、とにかく配送が爆速なこと。

もはや役所というよりAmazonの物流倉庫に近いノリで、年末ギリギリに寄付しても正月にはカニが届いたりします。

逆に言えば、「質よりスピード」です。

ランキング上位は大量生産の加工品ばかりで、職人が作ったような隠れた名品を探す場所ではありません。

「細かいことはいいから、PayPayポイントと年末のカニをくれ!」という潔い人はここへどうぞ。


ポイントが消えた今、狙うべき「生活防衛」アイテム3選

還元率という魔法が解けた今、私たちが最後にすがるべきは「返礼品そのものの圧倒的な質量」です。

私が実際にリピートして、「これは生活費が浮く」と確信したものを紹介します。

① 北海道オホーツク産の「訳ありホタテ(1kg)」

年間総合ランキング4年連続1位!北海道オホーツク海産ホタテ玉冷 1kg・600g | 楽天ふるさと納税

円安や輸出規制のゴタゴタで、実は国内のホタテがダブつき気味だというニュース、見ましたか?

その影響か、今年は寄付額に対する「量」が維持されている、あるいは増えている自治体が多いんです。

「訳あり」と書いてあっても、サイズが不揃いなだけ。

解凍して口に入れた瞬間、繊維がほどけて濃厚な甘みが広がります。スーパーの解凍コーナーにある水っぽいホタテとは別次元の生き物です。

これをバター焼きにして醤油を垂らす。それだけで、ポイントがなくなった悲しみなんて吹き飛びますよ。

② 九州エリアの「豚肉切り落とし(4kg)」

国産豚肉切り落とし 4kg | 宮崎県都城市 | ふるさと納税サイト「さとふる」

「霜降り」という名の脂身ばかり届いて絶望した経験、ありますよね?

だからこそ、裏切らないのは「豚」です。

1万円ちょっとの寄付で4kg届く案件があります。もはや業務用スーパーの仕入れレベル。

これを頼んでおけば、向こう3ヶ月はスーパーの精肉コーナーを素通りできます。

注意点は「冷凍庫のスペース」。

300gずつの小分けパックを選ばないと、巨大な肉の塊と格闘することになり、家族から冷ややかな目で見られるので注意してください(経験談)。

③ 訳あり・業務用の「米(20kg)」

訳あり ふくきらり 米 合計20kg ( 5kg×4袋 ) | 福岡県赤村 | ふるさと納税サイト「ふるなび」

令和の米騒動、記憶に新しいですよね?スーパーから米が消えたあの恐怖。

あれを経験して、私は「味より備蓄」に振り切りました。

ブランド米にこだわらず、「訳あり」「未検査米」「業務用ブレンド」を狙ってください。

多少粒が小さくても、カレーや丼にしてしまえば誤差です。

玄関まで20kgの米袋を運んでもらえるありがたみ。

そして「家に米がある」という絶対的な安心感。これが2025年の正義です。


結論:うだうだ悩む時間は「損失」だ

ここまで読んでもまだ、「どのサイトにしようかな…」と迷っているなら、はっきり言います。

その悩んでいる時間が一番の無駄です。

2025年10月以降、どこを選んでもかつてのような爆益はありません。微々たる差を血眼になって探すより、さっさと終わらせて自分の時間を確保する方が賢い。

  • 三井住友カード持ち → 「ふるさとチョイス」へ直行。
  • PayPayユーザー → 「さとふる」で決済。
  • それ以外 → 欲しい家電があるなら「ふるなび」を覗く。

そして、何も考えずに「ホタテ」と「豚肉」と「米」をカゴに放り込む。

これが、焼け野原となった現在のふるさと納税に残された、唯一にして最大の「正解」です。

12月31日のサーバーダウン地獄に巻き込まれる前に、今すぐスマホで決済ボタンを押してください。

行動した人だけが、来年の住民税通知書を見てニヤリとできるのですから。

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