「ポイント還元」が消えた今、僕らが生き残る道は”トイレ”にしかなかった

ふるさと納税
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正直に言います。2025年10月、僕たちマニアの心は一度折れました。

総務省の告示改正、あれはただのルール変更じゃない。「錬金術」の強制終了ボタンでした。

楽天のお買い物マラソンで完走して、SPUをガチガチに固めて、実質負担2,000円どころか数万ポイントを稼ぎ出す……あの「バグのような黄金時代」は、もうどこにも存在しません。

でも、ここで「じゃあ、ふるさと納税なんてやめるわ」って拗ねてる人は、悪いけど情弱と呼ばざるを得ない。

なぜなら、「2,000円で数万円分の生活費を浮かす」という基本構造自体は、まだ生きているからです。

今回は、ポイントという名の麻薬が抜けた今、10年選手の僕がたどり着いた「泥臭くて、映えなくて、でも絶対に損をしない」最終結論をシェアします。


そもそも、まだ「肉」で消耗してるの?

はっきり言っておきます。2025年の今、ランキング上位の「和牛切り落とし」に突っ込むのは負け戦です。

気づいてますよね? 以前は1万円で1kgドカンと届いた肉が、今は500g〜600gに減っていることに。

これはステルス値上げ(シュリンクフレーション)です。飼料代も輸送費も上がってるんだから当然なんですが、1万円払って届くのが「脂身だらけの端材」だった時の絶望感、もう味わいたくないでしょう。

だからこそ、僕は「紙(トイレットペーパー・ティッシュ)」への全振りを推奨します。

肉は裏切るけど、工業製品は裏切らない。

何より、これからさらに物価が上がるインフレ時代、「腐らない消耗品の在庫」を持つことは、最強の資産防衛なんです。


サイト選びのファイナルアンサー(思考停止でOK)

昔みたいに「キャンペーン還元率」で血眼になってサイトを比較するのは時間の無駄。

今の基準は「あなたがどの経済圏で呼吸をしているか」。これだけです。

1. 楽天カードを持ってる人

→ 文句を言わず「楽天ふるさと納税」にしがみつけ

サイトは重いし、バナーだらけでウザい。しかも、10月からサイト独自のポイント付与は廃止されて、廃墟みたいな雰囲気です。

それでも楽天を選ぶ理由はただ一つ。「カード決済分のポイント」はまだ生きているから。

総務省が禁止したのは「ポータルサイトが配るポイント」であって、カード会社が配る販促費(通常ポイント)までは規制できていない。ここが唯一の抜け道です。

楽天カードを持ってるのに、わざわざ他のサイトに浮気して個人情報を打ち込む手間、時給換算したらマイナスですよ。

2. ソフトバンク・PayPay経済圏の住人

→ 「さとふる」一択。ただし通知は切れ

この規制の嵐の中で、一番したたかに立ち回ってるのが「さとふる」。「さとふるマイポイント」をPayPayポイントに交換できるルートを死守しています。

ただし、罠がすごい。

「アプリ経由限定」とか「エントリー必須」とか、条件が細かいんです。あと、アプリのプッシュ通知が異常に多い。あれはスパムレベルです(笑)。

通知をOFFにして、寄付する直前に必ずキャンペーンページでエントリーボタンを押す。この儀式ができるなら、さとふるが一番使いやすいのは間違いない。

3. JALマイラー(出張族)

→ 「JALふるさと納税」が最後の楽園

Amazonギフト券だの現金還元だのが封じられた今、「マイル」という独自通貨で還元してくるJALは、ある意味無双状態です。

100円=1マイル以上貯まるので、特典航空券に変えれば実質還元率はかつての水準を維持してます。

ただ、掲載自治体が少なすぎる。 欲しいトイレットペーパーが見つからないこともザラなので、そこは覚悟してください。

※「ふるなび」とかはどうなの?

正直、今の「ふるなび」を使う理由は見当たりません。

最大の武器だったAmazonギフトカード付与が終了した時点で、ただのカタログサイトになってしまいました。

過去の栄光です。


【結論】これを買え。迷うな、ポチれ。

「で、結局どこの何を頼めばいいの?」

そんなあなたに、僕が実際にリピートしている「メートル単価最強」の銘柄を指定します。

① ティッシュの絶対王者:栃木県小山市

クラリスボックスティッシュ60箱(1箱220組(440枚))(5個入り×12セット) | 栃木県小山市 | ふるさと納税サイト「さとふる」

  • 寄付額:14,000円

これ一択です。

騙されないでほしいのが「箱数」じゃなくて「組数(Pairs)」を見ること。スーパーで売ってる安物は150組ですが、これは220組。パンパンに詰まってます。

計算すると、1箱あたり実質33円(自己負担2,000円換算)。

デメリットは、箱のデザインが絶望的にダサいこと(笑)。生活感丸出しのパステルカラーに花柄。おしゃれなリビングには置きたくないレベルですが、カバーをつければ解決です。このコスパの前では些細な問題でしょう。

② トイレットペーパーの防衛線:静岡県富士市(富士宮市)

「96ロール以上のロング巻きタイプ」

  • 寄付額:10,000円〜18,000円

192ロール相当 トイレットペーパー ダブル 96ロール エコロジー ピンク 2倍巻き 日用品 富士市 [sf002-108] | 静岡県富士市 | ふるさと納税サイト「ふるなび」

静岡県の富士エリアは、トイレットペーパー界のシリコンバレーです。

とにかく質より量!という鉄の尻を持つ人は、1万円で108ロールもらえる「蒼翠(Sousui)」(栃木県小山市ほか)もアリですが、紙が硬い。家族から「お尻が痛い」とクレームが来ると家庭不和の原因になるので、僕は静岡県富士市の再生紙か、少し奮発して「エリエール」系(富士宮市)を選んでます。


最後に警告:今すぐやらないと「玄関テロ」が起きる

ここまで読んで「ふーん、年末にやればいいか」と思ったあなた。甘いです。

12月に入ると、人気の日用品は一瞬で「在庫切れ」や「発送数ヶ月待ち」になります。

特にトイレットペーパー96ロールなんて、業者の物流がパンクするので、いつ届くか全く読めなくなる。

忘れた頃(来年の2月とか)に、巨大な段ボールが2つ同時に届いて玄関を埋め尽くす……これを僕は「ふるさと納税テロ」と呼んでますが、奥さんにガチで怒られます。

  1. 今すぐクローゼットの上を空ける。
  2. 今すぐ「小山市 クラリス」「富士市 トイレットペーパー」で検索する。
  3. 11月中に決済を終わらせる。

これが、2025年の最適解です。さあ、スマホを取り出して。カップ麺ができるまでの3分で終わらせちゃいましょう。

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